猛暑が続いている。
認知症が進んだ母は、エアコンの操作ができない。
いま母が使えるリモコンは、テレビのみだ。
それすらも最近は怪しい。
この春、実家のエアコンは、日立の「白くまくん」に新しく買い替えた。
以前の型は18年経っていたし、時計が内蔵されていなかったので、何時~何時まで稼働、というタイマー設定ができなかった。
先月から、リビングのエアコンは、7時~23時までのフル稼働設定にしている。
白くまくんのアプリで、遠隔操作もできるので安心だ。
リビングは2階にあって、エアコンをつけないと、すぐに熱気がこもって室温が上がってしまう。
母の体調は気候に左右されるところが大きいので、「暑くもなく、寒くもなく」というのが大切なのだ。
母の寝室のエアコンも、同じく「白くまくん」に変えた。
こちらも、母の就寝時間に合わせてタイマー設定を……と思ったのだけど、そんなに単純ではなかった。
寝室はWi-Fiが弱いせいか、何度トライしても、白くまくんの遠隔設定ができなかった。
遠隔操作は必要なので、以前のエアコンで使っていたスマートリモコンを接続している。
このスマートリモコンと、白くまくん内蔵のタイマー機能を、同時に使うことはできないらしい。
なので、寝室のエアコンは、母の就寝~起床を見計らって、私のほうで電源をオンオフしている。
1人の時、母は日中リビングでテレビを観ながら、よくウトウトしている。
ふだんは、一度起きてしまえば、寝室に行くことはあまりない。
けれど、ほんの時々、気まぐれのように、寝室のベットで横たわる時があって、見守りカメラで見ている私は慌ててしまう。
ここ最近、寝室の室温は、30~34度ほどにもなっているからだ。
(アプリで確認)
こんな時は、急いでスマートリモコンのアプリからエアコンのスイッチを入れる。
昨晩、母はリビングで、夜遅くまでうたた寝をしていた。
寝室のエアコンは22時頃入れてあるのに、一向にベットに向かおうとしない。
こんな時、母に電話をかけて起こすのは、あまりいい方法ではない。
認知症のせいなのか、寝ている母に電話をかけると、軽くパニックになるからだ。
「何、何、どうしたの???」という感じになる。
自分の状況がとっさに把握できないせいだろう。
なるべく母を驚かせないように、目の前に置いてあるスマホにメッセージを送る。
着信すると、ピカピカ光る設定にしてある。
見守りカメラで見ていると、母のスマホが点滅し、母がゆっくりと顔を上げる姿が確認できた。
『あー、起きてくれた。早くベットに行って~』
そう思ったのもつかの間、またウトウト、テーブルに顔を伏せてしまう。
すでに24時を回っていて、リビングのエアコンは切れ、室温は30度に上がった。
私も、もう寝たい。
今またエアコンを入れても、私が眠ってしまったら、朝までつけっぱなしになる。
どうしよう……
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そのあと何度か母にメッセージを送り続け、ようやく母が寝室に行ってくれた。
こんな風に、リビングと寝室を、なるべく無駄なく効率よく稼働させる、ということが難しい。
見守りカメラで母の姿をずっと追っているわけではないし、母に、エアコンの電気代を考えて行動してね、と言ったところで無理だろう。
リビングをフル稼働させながら、母の1日の動きに合わせて、寝室のエアコンを調整するしか思いつかない。
この夏、実家の電気代はどのくらいになるだろう……
ちょっと考えたくないが、母の熱中症を防ぐには致し方ない。
今日の雑談とおやつ
昨晩、BS朝日「バナナマン日村が歩く!ウォーキングのひむ太郎」で、東日本橋~小伝馬町周辺が紹介されていた。
以前ブログで書いた、柳橋も出ていた。
「ひむ太郎」も歩いていたが、隅田川テラスからみえるレインボーブリッジと総武線の風景は、何度見ても見飽きない。
なじみのある風景が画面にうつるというのは、とても嬉しい。
夫と2人、テンションが上がる。
こういうちょっとしたことが楽しい。
今日のおやつ。
糖質は思ったより低くて、19.8g。
20g以下で大福が食べられるのは嬉しい。
大福、というより、求肥かな。
ふわふわ、ほたほた。
中のマンゴークリームも軽くて、2つくらい食べられそう。
癒された……