認知症で足の悪い母は、要介護2をもらっている。
定期巡回随時対応型訪問介護サービスを利用していて、毎日お昼と夕方の2回、スタッフさんに来てもらっている。
お弁当の宅配、着がえの手伝い、お洗濯や、携帯電話の充電等のちょっとした困りごとまでサポートしてもらっている。
今朝、見守りカメラで母の寝室をみたとき、机の上に白い包み?のようなものが見えた。
几帳面な母らしくきっちり何かを覆っているようだけど、中身が何かがわからないし、カメラ越しで大きさもよくわからない。
前に帰省した時、部屋のすみに置いてあったティッシュの空き箱に、脱いだ紙パンツがきっちり詰められていたことがあった。
着がえは訪問時に手伝ってもらうのだけど、少し汚したか何かで自分で履き替えたのだろう。
一見すると普通にティッシュの箱が置いてあるように見えたから、スタッフさんも気がつかなかったと思われる。
カメラに映る白い包みが紙パンツの汚れ物だったら困るな……と思い、スタッフさんにメッセージを入れ、訪問時に確認してもらうようにお願いした。
スポンサーリンク
数時間後、スタッフさんから連絡があった。
白い包みの中身は、食べた後のみかんの皮だったらしい。
良かった、良かった。
お手数をかけたことをお詫びすると、スタッフさんから次のように返信がきた。
「このような連絡はサポートを行う上で非常に助かりますので、遠慮なくお願いします。ありがとうございます」とのこと。
本当にありがたい。
向こうもお仕事とはいえ、私がこうして遠距離で生活できているのもスタッフさんのサポートあってのことだ。
訪問介護サービスと私の遠距離介護で、少しでも長く、母が在宅で過ごせたらと願うばかり。
話は変わるが、Amazonで購入したオイルタイマーに毎日何気に癒されている。
ただ眺めているだけでストレス解消になる、と説明書きがあったので、そう高い物でもないし……と買ってみた。
オイルのつぶつぶが、らせん状に滑り落ちていくだけの単純なものだけど、眺めていると確かに時間を忘れる。
ぽよん、としたオイルが弾むように落ちていく様がなんとも可愛い。
無心になるので、確かにストレス解消に良さそうだ。
私はこれを、母とビデオ電話で会話する時、横に置くようにしている。
朝のルーティーン、歯磨き、洗顔、栄養ジュース、服薬、の声かけをする時、足の悪い母はゆっくりとしか動けないし、次の動作を声かけしても、すぐに理解できない時もある。
そんな時にイライラしないように、母を待つ間、このゆったりと落ちていくオイルの粒つぶ達を眺めるのだ。
不思議と気持ちが落ち着き、母にも「大丈夫~、ゆっくりでいいから~」と優しい声が出せる気がする。
何事も、イライラしたら負けなのだ。
こちらは、夫がどこかでもらってきたウェットティッシュ ↓↓
可愛くて和むので、なんか使えないでいる。