シン・母 遠距離介護日記+

遠方にいる認知症の母の備忘録を中心に、日常のあれやこれやを書いています。

認知症あり母の記録と雑談 2023年7月12日②

母の記録

午後、玄関をカメラで確認すると、回覧板が届いているのが見えた。

(実家は、リビング、寝室、廊下、玄関の4か所に見守りカメラを設置している。母の動線は、おおよそこれで把握することができている)

どうしようかと焦ったが、今日は兄が帰っている日なのを思い出した。

(兄は県外在住だが、月に何日かは、仕事の都合で実家にいる)

助かったー!

回覧板を回してくれるように、連絡する。

 

母の認知症が進んできた1年ほど前から、町内の回覧板も回せなくなり、ゴミ集積所の当番もできなくなった。

今は、私が町内の当番の日に合わせて帰省している。

この先、そういった町内のことや、お墓のことなんかを、一体どのようにしていけばいいのかと思う。

兄も実家を出ているし、基本忙しすぎて、あまり当てにはできない。

考えても仕方がないことかもしれないけど、いろいろ不安要素が多すぎる。

 

親を残して実家を離れることは、こういうことなのだ。

夫と結婚した時、母から遠く離れることは分かっていた。

その時は、母もまだ若くて、ましてや認知症になるなんて、思ってもみなかった。

なんとかなると思っていた。

全部、自分で決めたことだ。

そのツケが、今まわってきている。

 

夕方、めずらしく母から電話がきた。

あまり操作ができないはずの母からの電話は、なんだか胸騒ぎがする。

 

お母さん、どうしたの?なんかあった?

 

さっき〇〇さん(私)に電話をかけたら、男の人が出て。

〇〇さんのおにいさんかな?だから、お母さん切っちゃったんだけど……

 

「私のおにいさん」って誰のことよ?

「夫のことか?」とも思ったが、そんなわけないし。

母の言うことがさっぱり分からなかったが、実際に誰か男性と話をしたのだったら、それはそれですごく怖い。

認知症の高齢者なんて、詐欺に引っかかったらイチコロだ。

いったいどこへかけたのか、あるいはかかってきたのか、気になる。

兄に頼んで、履歴調べてもらおうかな……

 

ちょっと雑談

夫が出張で留守だったので、今日の晩ごはんは1人。

昨日作った麻婆豆腐の残りを温めて、食べることにする。

 

 

わが家では、麻婆豆腐を作った時、1日めはご飯のお供に。

2日めは、たいてい麺にかける。

今日は1人だし、料理は面倒くさいので、これを使う。

 

 

 

このパリパリ麺を軽くほぐして、熱々の麻婆豆腐をかけるだけー

 

 

サラダを用意するのも億劫なので、セブンで調達。

 

 

 

夫がいないと、こんなもんです。

いただきます。

夫は出張先で、美味しいもの食べてるのかしら……