シン・母 遠距離介護日記+

遠方にいる認知症の母の備忘録を中心に、日常のあれやこれやを書いています。

認知症のある母の徘徊や緊急時の対策に「救急QR」を購入

母の徘徊や外での転倒が心配

最近の母は、やたらと外に出たがるようになりました。

「足が悪いのだから、1人では出て行かないだろう」とたかを括っていましたが、私が思う以上に少しづつ行動範囲を広げているようです。

まだ徘徊するようなことはないですが、日に何度も玄関に出てみたり、家のまわりをウロウロするような行動も増えて、ちょっと心配しています。

 

母が1人の時の転倒も心配です。

以前、歩道で転倒したまま、動かなくなっているお年寄りを見かけたことがあります。

すでに警察官や救急隊も到着していましたが、声かけをしてもなかなか反応がないようでした。

「これがもし母だったら」と思うと、本当に胸が痛くなりました。

 

緊急時に備えて「救急QR」を購入

母のもしもの時、徘徊で保護された時や転倒などの緊急時、すぐ私に連絡が来るような方法がないだろうかと考えました。

そこで購入したのが「救急QR」というキーホルダーです。

 

 

 

小さなキーホルダーなので、どこにでもつけられます。

以前は母の財布に緊急連絡カードを入れていましたが、最近の母にはカバンを持ち歩く習慣がありません。

そこで、母の外出用の杖に取り付けました。

 

裏面にQRコードが付いています。

 

 

読み取ると下のような画面が出てきます。

 

 

 

文章は自由に記入できます。

黒く塗りつぶした部分には、母の名前と私の名前を入れています。

他にも、本人の写真や住所、血液型、主治医等の情報を登録することができ、読み取った時に表示、非表示を設定することができます。

母のように認知症を持つ人だけでなく、持病がある人の外出時の備えにもなるかと思います。

 

遠距離介護で母と離れているので、実際に何かが起こってからでは間に合わないという不安があります。

小さなことでも、気がついたことから早めに対策をとっておきたいです。

今後は、GPS付きの靴なども検討していきます。