今週のお題「読みたい本」
今この瞬間も「早く読みたい!」と思っているのが、凪良ゆうさんの「流浪の月」です。
先日、WOWOWでやっていた映画版を観ました。
広瀬すず、松坂桃季、横浜流星、多部未華子というキャストに何となく惹かれるものがあって録画していたのですが、そう期待していわけではありませんでした。
それでも観始めたら、その空気感というか、特異なストーリーも相まって、すっかり引き込まれてしまいました。
松坂桃李さんは特に好きな俳優さんというわけではないのですが、なぜかこの人の出る映画は観てしまいます。不思議な透明感と華を感じます。
難しい役だったと思うのですが、画面に映る度に、その姿に切なさを感じるくらい役にハマッてました。他のキャストもそれぞれとても良かったです。
映画を観終わった後、登場人物のおかれた環境と抱えているものの複雑さ、繊細さに思いをはせていましたが、やはり映画ではわかりにくい面もあり、「これは原作を読まなきゃだよな」と思いました。
アマゾンで調べてみると、2020年本屋大賞を受賞していたんですね。
コメント欄を読んでも評価が高くて、すぐに購入しました。
私のように原作を読みたくなった人間がいるということは、ある意味映画化成功ということでしょうか。
「早く読みたい!」の気持ちを頭の片隅に意識しながら1日を過ごせるのも、本の醍醐味の一つです。
そのワクワクな気持ちも味わいながら、ゆっくり読んでいこうと思います。