シン・母 遠距離介護日記+

遠方にいる認知症の母の備忘録を中心に、日常のあれやこれやを書いています。

認知症の母の紙パンツ問題

今のところ、母は自分でトイレに行っています。

けれど時々下着を汚してしまうことがあって、紙パンツを着用しています。

私達なら「毎日履き替える」「汚れたら新しいものに履き替える」ことを当たり前にできますが、認知症の母にはそれが難しいようです。

汚れてしまった時は母も気持ちが悪いらしく、便座に座ったまま、紙パンツを破いて脱いでしまいます。

ここで問題が2つ。

 

①紙パンツの汚れた部分をむしりとってしまうこと

②紙パンツを脱いだ後に直接ズボンを履いて、そのままの状態でいること

 

紙パンツは水分を固めるポリマーが入っているので、やみくもに破くとポリマーが砂のようにトイレの床面に散らばってしまいます。

ジャリジャリに驚いてうっかりウェットシートを使ってしまい、ポリマーがゼリー状に床にくっついて、余計に仕事を増やしてしまったこともありました。

そして一番の問題が、紙パンツなしでズボン直ばき状態になっていること。

「脱いだら新しい紙パンツに履き替える」の張り紙もしていますが、どこまで理解しているのかは怪しいです。

一緒にいる時は、母のトイレの後にさりげなくトイレを見に行って、ゴミ箱に紙パンツが捨てられていないか、床がジャリジャリしていないかチェックします。

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母も恥ずかしがるので、あまりあからさまにズボンの中をチェックするのもあれかなって思いますし…

定期巡回に来るヘルパーさんとも相談はしているのですが、元々は母は人に対して警戒心が強く、お弁当を持ってきてもらったついでに会話をすることにようやく慣れた状態。着がえを手伝ってもらうには、まだ少し時間がかかりそうです。

離れている時は、ビデオ通話や見守りカメラで様子を見ながら、

「いま履いてる?履いてない?汚していない?」

「今(ビデオ通話で)着がえを促したら、素直にやってくれるか?」を心配する毎日なのです。