認知症の母は、エアコンをつけることができない。
放っておくと熱中症まっしぐらなので、リビングは朝7時~22時、寝室は21時~翌朝7時までタイマーで稼働させている。
電気代も心配だけど、暑さや脱水で母の認知症が進むのはもっと心配だ。
エコ自動で一定の室温を保てるように設定し、私のスマホにいれたアプリでこまめに室温を確認し、±0.5~で微調整している。
見守りカメラで母の様子をみて、上着を羽織ったりしているようなら「ちょっと寒いのかしら?」と設定温度を上げたりする。
私と母が同じ部屋にいても体感温度が違うし、母に「暑くない?」と聞いても、どうやら暑さ自体をそんなに感じないらしいので、母が快適に過ごせているか把握するのはなかなか難しい。
困るのは、母がなかなか水分を摂ってくれないことだ。
私がそばにいる時でも、コップのお茶にちょっと口をつけるだけですませてしまう。
そもそも、お茶があまり好きではないらしい。
一口飲んで「これ、ただのお茶なのね」とか「苦いのね」とか言っている。
かといって、甘く美味しいジュースばかり飲ませるわけにもいかない。
独りの時は訪問介護のスタッフさんがコップにお茶をついでおいてくれるのだが、ちょっと時間が経つと母が飲まなくなってしまう。
母曰く「ホコリが入ったから」「もう悪くなっているかもしれないから」らしい。
スタッフさんも承知しているらしく「最近は、コップに少しだけついで、その場で飲んでもらうようにしています」とのこと。
お気遣いありがとうございます。
朝夕のお薬の時間は、母の水分補給のいいタイミングになる。
お薬は、錠剤をまとめたものが1包、サプリメント的なものが1包あるので、それぞれを飲み下す時に、お水をしっかり飲んでもらうように声かけしている。
母は薬を飲むのが割と上手で、4錠の薬も少しのお水ですんなり飲み下したりする。
ビデオ電話で話していて「え、そんなんで飲めたの?」と言うことも多い。
そんな時は「もう一口飲んで。お水はたっぷり飲まないとね」と言って、できるだけ多めに水分補給してもらうようにしている。
こんなことを書いている私も、実は水分補給が苦手だ。
自宅では家にこもることが多くて、あまり動かないせいもあるのだろう。
以前は冷蔵庫に炭酸水しか入れていなかったので、なおさらだった。
(冷えた炭酸水をガブ飲みするのは、つらい)
最近は、ルイボスティーを常備するようにしている。
冷えていると飲みにくいので、朝起きたら常温に戻しておき、喉の渇きを感じなくても飲むように気をつけている。
特に身体に変化があったわけではないけれど、最低限の水分補給はできているだろう。
これまでの経過を振り返ると、母は真夏と真冬に状態が悪くなりやすい。
この夏、大きな変化なしに乗り切って欲しいと切に願う。