シン・母 遠距離介護日記+

遠方にいる認知症の母の備忘録を中心に、日常のあれやこれやを書いています。

実家に帰省中の記録 1019

実家に帰省して数日。

いまのところ、母と大きな衝突もなく平和。

イラっと来る瞬間はそれなりにあるけど、わりとうまくやり過ごせるようになってきた気がする……気がするだけかな。

最近読んでいるアンガーマネジメントの本が、ジワジワ効いているのかもしれない。

 

昨日、リビングの固定電話が鳴った。

母には、県外に住む歳の近い妹(私にとっては叔母)がいる。

認知症になった母を気遣って電話をくれるのだけど、最近は固定電話のほうにかけてくる。

携帯にかけても、母が上手く出られないことが増えたらしい。

多分だけど、私とのビデオ通話が原因かも。

叔母からの電話だと顔がうつらないもんだから、むやみやたらにボタンを押して、結果切ってしまっているのかも。

「ビデオ通話ができるのは私だけだよー」と説明するのだけど、母には違いがわからないみたい。

かと思うと、近所の人からの携帯への電話をスムーズにとって話していたりして、母の「できる・できない」はムラがあって、本当にわかりにくい。

 

で、昨日の固定電話。

叔母がかけてくる時間帯ドンピシャだったのもあって、鳴ったとたんに(私が)叔母からだと思い込んでしまった。

普段、詐欺電話対策に、「知らない番号に出てはいけません!」「番号を必ず確認して!」と言っているにもかかわらず。

手が離せなかった私は、「お母さん、〇〇おばちゃんだよ。出てー」と、言ってしまった。

いそいそと出た母が「………はい」「〇〇〇〇(母のフルネーム)ですけど……」と言っているのを聞いて、血の気がひいた。

やばっ、おばちゃんじゃない……

 

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受話器をもぎとると、「〇〇エナジー」とか名乗る男性が、太陽光パネル設置枠の権利について、なんたらかんたら~言っている。

「そういうのは結構ですので」とお断りして切ったけれど、うかつだった。

完全に、私のミスだった。

非通知や0120なんかは着信拒否にして、電話機にも「知らない番号は出ない」とかのメモを貼り付けてあるけれど、母が1人の時に、こんな風に出ちゃうこともあるだろうな~と思うと心配が尽きない。

 

今朝は、ゴミ出しのついでに、気になっていた家まわりの草むしりを。

前回、前々回の帰省のときから気にはなっていたのだけれど、暑さを理由に先延ばしにしていた。

今回帰ったら、50センチほどの巨大なタンポポみたいな植物が出現していて驚いた。

ググってみたけど、「ブタナ」とかいう外来生物に指定されているやつかも。

存在感と、この先も伸びていきそうな恐怖感があったので、とりあえず抜くことに。

上の茎の部分はブチブチッと手でちぎったけれど、土台の部分、地面にはりついたような葉っぱは、引っ張ってみてもビクともしない。

草取り用の道具(先っぽに小さいギザギザがついたやつ)を葉の下にかませて、慎重にゆすりながら持ち上げたら、ズルズルッと根っこが出てきた。

小さいニンジンくらいの大きさで、気持ちよかった。

ついでにペンペン草やどくだみなんかもとる。

こっちは根っこも弱々しいので、草むしり用に買ったショッキングピンクの手袋をはめ、とにかくむしりとっていく。

無心になりたい時、草むしりはいいかもしれない。

30分くらいでゴミ袋がいっぱいになったので、それも集積所に出して、ようやくひと息ついた。

 

一軒家というのは大変だ、と実家に帰るたびに思う。

ご近所づきあいやら、ゴミ当番やら、草むしりやら。

家の管理、お仏壇、お墓。

いずれは、最後に残るはずの私が、この実家の後始末をすることになるのだろう。

私の体力と気力は残っているだろうか。

 

さっきから、横で母が何かと絡んでくる。

私がパソコンに向かっているのが気になるらしい。

時々のぞきこんだりもする。

「何してるの?仕事?偉いわねー」と言われ、モヤモヤする。

仕事ならいいんだけどね……